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バリトン  西尾岳史  

      Takeshi Nishio

 

 大阪音楽大学卒業・同大学専攻科修了。在学中、川下登に師事し、ドイツリートを主に学ぶ。その後イタリア・ミラノに留学。

オペラの魅力に目覚め、これまで数多くのオペラに出演。

 

 モーツァルト:「フィガロの結婚」フィガロ・伯爵、「魔笛」パパゲーノ、「コシファントゥッテ」グリエルモ、「ドンジョヴァンニ」レポレッロ、ベッリーニ:「清教徒」リッカルド、プッチーニ:「ラ・ボエーム」マルチェッロを始め演じた役柄は70に及びその艶やかな声と鋭いキャラクターの洞察力に定評がある。

 

 主役・狐のおとっさま役を演じた堺シティオペラ「ちゃんちき」(2012年度公演)では第10回 三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞を受賞。

 

 関西二期会第79回公演「魔笛」(2013年度公演)ではパパゲーノ役を演じ、歌唱力演技力ともに抜群、公演大成功の立役者と各紙に評され、この公演は第12回 佐川吉男音楽賞を受賞した。

 いずみホールオペラ2014「フィガロの結婚」にタイトルロールにて出演し、この公演は2014年度 大阪文化祭賞優秀賞を受賞。またレポレッロで出演した、いずみホールオペラ2016「ドンジョヴァンニ」 (2016年度)公演は第15回 佐川吉男音楽賞を受賞。

 大阪音楽大学 ザ・カレッジオペラハウス オペラ「テレホン」「泥棒とオールドミス」(2018年度公演)泥棒とオールドミスにボブ役で出演し、第39回 音楽クリティッククラブ賞本賞を受賞。

 第29回みつなかオペラ 「満仲~美女丸の廻心」(2020年度公演)では仲光役で出演し、文化庁芸術祭賞優秀賞・第18回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞をW受賞した。18回日本歌曲振興会日本歌曲コンクール第2位。

 

 その他、NHK「名曲リサイタル」ABC朝日放送「中ノ島スペシャルコンサート」に出演の他、バッハ「ミサ曲イ長調」ヘンデル「メサイア」ハイドン「四季」モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」ベートーヴェン「第九」グノー「聖セシリアミサ」フォーレ「レクイエム」等のソリストを務め、オーケストラとの共演も数多い。

 

 最近では幼少からの合唱経験を活かし、移動ドの大切さを説いた合唱指揮・指導にも力を注いでいる。

 

 関西二期会 ・関西歌曲研究会 各理事、堺シティオペラ 会員、神戸市混声合唱団 団員大阪音楽大学演奏員。

 大阪音楽大学付属音楽院関西二期会 オペラ研修所・神戸女学院大学奈良県立高円芸術高等学校 各講師

アンサンブルLa寧楽・アルモニレジュイ・コンパーレわかくさ・混声合唱団 虹・吹田市民合唱団 各指揮・指導者。

サントリー「一万人の第九」合唱指導者。